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99敗エンゼルス最高のニュースは「大谷の歴史が無駄にならなかったこと」米メディアが皮肉に総括

東スポWEB 2024年10月4日 12時4分

大谷翔平投手(30)が抜けたエンゼルスは球団ワーストを更新する99敗でシーズンを終えた。ア・リーグ西地区4位に6ゲーム差をつけられる最下位で、54本塁打、130打点でリーグ2冠に輝いた大谷の活躍とは対照的な屈辱の1年となった。

大谷が抜けた今季は主砲のマイク・トラウト内野手(32)が左ヒザ半月板手術で29試合の出場に止まり、アンソニー・レンドン内野手(34)は3度も負傷者リストに入るなど故障続き。MLBワーストの121敗を喫したホワイトソックスを相手に、9月下旬には3連敗するなど最後まで意地を見せることができなかった。

そんなエンゼルスの悲惨なシーズンを米メディア「NBCスポーツ」が総括。「おそらく最高のニュースは大谷の歴史的なシーズンがこれほどひどいチームで無駄にならなかったことだろう」と皮肉たっぷりに伝えた。

その一方で「ポジティブなニュース」としては23本塁打、30盗塁をマークしたザック・ネト内野手(23)、20本塁打のローガン・オホッピー捕手(24)、同じく20本塁打を放ったジョー・アデル内野手(25)の若手3人の台頭を取り上げた。

「ネトは中盤でも強力な守備を披露し、大きな一歩を踏み出した」「オホッピーは今後堅実なファンタジーキャッチャーになれることを示唆する閃光があった」「アデルは最高レベルでの活躍を容易にした」と指摘。最悪の1年だったが、今後につながる収穫もあったとした。

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