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吉田正尚にトレード話が再燃 成績下降で「彼がいない方がパズルが組み合わさる」=米報道

東スポWEB 2024年10月4日 13時24分

レッドソックスでMLB2年目を終えた吉田正尚外野手(31)にトレード話が再燃している。DHを任され、108試合で打率2割8分、10本塁打、56打点、106安打。手のケガによる離脱もあってすべてに昨年を下回り、チームは3年連続でプレーオフ進出を逃した。

オフの大改革の必要が求められる中、矢面に立たされそうなのが吉田だ。米メディア「スポーツイラストレイレッド」は「1人の左打者がいることでロースター不足に陥る可能性がある。それは2年前のオフに大金を投じて獲得した打者だ。2年目はかなり平凡な1年だった。コンタクト技術は高いがパワーがなく、外野手としての運動能力もない」と厳しい評価を下し「吉田のトレードはおそらくオフシーズンの重要なストーリーになるだろう」と伝えた。

吉田についてはシーズン中にもトレード話が浮上していたが、5年総額9000万ドル(約110億円)の大型契約がネックとなって成立は困難と見られていた。しかし、地元メディア「マスライブ」のクリス・コティーヨ氏の見解では「トレード交渉では残りの給与の一部を返済すれば契約がスムーズに進むかもしれない。昨年にそれを精査したブロスローCBOが再びその可能性を探るのは確実だろう。レッドソックスの優勝を期待するロースターのパズルのピースが、彼がいない方がうまく組み合わさる」と見ている。左肩の負傷で手術の可能性も浮上しており、吉田にとっては厳しいオフになるかもしれない。

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