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〝覚醒剤3度目〟元C―C―B田口智治被告の懲役2年が確定 〝5度目〟三田佳子次男も

東スポWEB 2024年10月4日 14時4分

3度目の覚醒剤事件で先月、東京地裁で実刑判決を受けた往年ポップグループ「C―C―B」の田口智治元メンバー(63)は控訴せず。一審判決の懲役2年が確定していたことが、4日までに分かった。

判決によると田口既決囚は今年6月、地元・東京都足立区の自宅で、覚醒剤の結晶若干量を加熱し気化させ吸引し、残りの結晶約0・585グラムを所持した。

本人いわく、使用する2~3日前、初対面の売人「ボク」から1グラム2万5000円で購入。今年3~4月の愛猫の事故死を機に、友人「ハヤミ」からボクの覚醒剤を買うようになり、「1グラム以上は買ったことない」という。

こうした友人や売人のことを捜査段階で詳細に話したのは「記憶を辿って事実をハッキリさせようと思ったから」だという。前回事件から7年経っているが、今回覚醒剤を使うとき「そういう(7年経ったという)意識は全然なかったですね、全く」。前回は1年余り服役しているのに…。これが覚醒剤の恐ろしさだ。

幸い田口既決囚には、これまで通っていた自助グループやメンタルクリニックの先生や仲間がいる。友人知人や親戚もサポートを約束。本人は法廷で「そういう人たちに相談できる環境を作っていきたい」と語っていた。

また覚醒剤をやりたくなったらどうするか聞かれ「次回からはもうそういうことはないので」と断言。連絡先を削除しても、またハヤミらが接触してきたときは「『もう電話掛けてこないで下さい』とハッキリ言えると思う」といい、「未来に対しての希望を、日常の中で育んでいけたら」とも誓った。

ちなみに5度目の覚醒剤事件で今年5月、東京高裁に控訴を棄却された女優・三田佳子の次男(44)は上告せず、懲役2年のうち4か月は執行猶予2年で、その猶予期間中は保護観察という一審判決が既に確定している。

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