新日本プロレスは４日、元ＵＦＣヘビー級王者ジョシュ・バーネット（４６）が臨時コーチに就任したと発表した。
今月中に東京・野毛の道場で若手選手への技術指導を行う予定だ。バーネットはＵＦＣをはじめパンクラスやＰＲＩＤＥなど総合格闘技のリングだけでなく、プロレスのリングでも活躍。新日本では２００３年１月４日東京ドーム大会で当時のＩＷＧＰヘビー級王者・永田裕志に挑戦している。その後もＩＧＦやノアのリングで活躍するなど、日本のプロレスに造詣が深い。
近年はプロレスイベント「ブラッドスポーツ」を主宰。今年６月には東京・両国国技館で日本初上陸を果たし、バーネットは当時のＩＷＧＰ世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー（ＡＥＷ）と対戦した。
バーネットは新日本を通じ「わが師匠のカール・ゴッチ先生も指導にかかわり、多くの選手を育成したようにニュージャパン選手の臨時コーチ就任、非常に光栄です。俺もキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの基礎、そしてニュージャパン道場から輩出された多くのレジェンドたちと同じスタイルの技術指導が踏襲できればと思います。改めてニュージャパンの強さの源流を確かめよう」とコメントを出した。