なでしこジャパン新監督の選定には、まだまだ時間がかかりそうだ。
日本サッカー協会(JFA)は4日、なでしこジャパンのパリ五輪後初戦となる国際親善試合・韓国戦(26日・国立競技場)のチームスタッフを発表。新監督は現段階で決まっておらず、佐々木則夫女子委員長が監督代行を務める。パリ五輪後に池田太監督は契約満了で退任。JFAは外国人監督を含めて新監督の選定を行っているが、日韓戦には間に合わなかったという。
同日に千葉県内で取材に応じた佐々木女子委員長は「今回の試合は次のW杯、五輪に向けて非常に重要な期間と捉えている。今後のなでしこジャパンの将来ということも踏まえ、身近なところで見てきた私が代行するのが現在の状況ではベストなのではないかという決定をした」と意図を明かした上で「12月に来年度の編成を描きながら発表する機会がある。そこのタイミングにはしっかりと新しい監督を報告できるのがベスト」との見解を示した。
さらに「サッカーを見ていただいた感想やどういうふうにしたらベスト4を突破できるかなどの会話をする中で、ちょっと性格的な要素も含めて簡単にフィットしないというところもある。現在も進行形でリストを挙げている」と説明。
果たして新指揮官にはどんな人物が名を連ねるのだろうか。