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大谷翔平の〝50号オークション〟裁判次第で中止の可能性 高値更新で2億2000万円

東スポWEB 2024年10月4日 21時4分

米オークションサイト「ゴールディン」に出品されているドジャース・大谷翔平(30)の50号記念球が3日(日本時間4日)現在で150万ドル(約2億2000万円)に達し、ホームラン記念球としては2022年のヤンキース・ジャッジの62号を超え、1999年に305万ドル(約4億3900万円)の価値がついたマーク・マグワイアの70号に次ぐ高額となった。現在13件の入札があり、入札に参加している日本人社長の田中裕輔氏は「引き続き戦います」と報告している。

50号は19日(同20日)のマーリンズ戦で飛び出した。マイアミの男性がゲットして「ゴールディン」に持ち込み、オークションが9月27日(同27日)に50万ドルからスタート。16日(同17日)に締め切られるが、一方で所有権をめぐって2件の訴訟が起きており、行方を米メディアも注目している。現在、最初に訴訟を起こした人物とゴールディン創設者も2度目の別の人物が起こした訴訟の被告になっているとされ、事態は複雑化している。

「ESPN」によると2001年のバリー・ボンズの73号、2004年の通算700号の時も訴訟が起きた。73号のボールは訴訟の末に2人が所有し、700号は同様の争いがあったにもかかわらず、1人が約80万ドルで売却したという。

オークション創設者のケン・ゴールディン氏は同メディアに「できるだけ早くオークションにかけることが最善だった。タイミングがよかった。ドジャースはプレーオフに進み、大谷は最優秀選手になる。みんなが彼を気にしているうちにこれをやろう。米国外の誰かが勝ちとる可能性は確かにある」と高額落札を楽しみにしているようだが…。

米メディアは「訴訟の結果が記念品の販売に影響を及ぼす可能性がある」とみており、事態は流動的だ。

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