ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第14戦 BOATBoyCUP」は4日、準優勝戦が行われた。
山下友貴(38=静岡)は準優10R、2コースから的確に差して2番手争いに進出。道中もしっかりさばいて2着を確保し、ファイナル進出を決めた。2023年4月の蒲郡以来、1年6か月ぶりの優出に「うれし泣きですよ」と笑みもこぼれた。
26号機の動きにも「ターン回りが良くて、伸びも悪くないし好きな足。もう調整は大きくやらない」と胸を張る。
優勝は2017年7月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来7年以上、遠ざかっている。「子供が最近、〝1着取ってね〟って声をかけてくれるようになった。今回は優勝戦までこれたし、やっぱり子供に優勝しているところを見せたい。またうれし泣きできるように頑張る。一走集中で行く」。成長する子供をはじめ家族に勇姿を見せることも大きなモチベーションとなっている。