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【ソフトバンク】小久保監督 周東佑京に「大谷翔平超え」指令…最終戦セレモニーで仰天要望

東スポWEB 2024年10月4日 23時40分

鷹指揮官からの〝大谷超え〟指令に本拠地スタンドが大きくどよめいた。ソフトバンクは4日のロッテ戦(みずほペイペイ)に1―0の零封勝ちで5連勝。レギュラーシーズン最終戦を勝利で飾り、91勝目を挙げた。小久保監督は2002年の西武・伊原春樹監督、15年の工藤公康監督が持つ新人監督の最多勝利記録を塗り替えた。

試合後にはセレモニーが実施され、小久保監督は朗々とした口調で今シーズンを振り返った。

中でも観客の笑いを誘ったのが、タイトル獲得が射程圏内にある選手への言及だ。例えば、現時点で防御率1位のモイネロ。タイトルを争っている宮城の次回登板・楽天戦(6日・楽天モバイル)の結果によって行方が決まる。指揮官は「2点楽天が奪えば、モイネロが1位。宮城を打たれることではなく、楽天打線を応援してください」とユーモアも交えながら語った。

さらに2位と10個差をつけ盗塁王のタイトルを独走する周東佑京内野手(28)には、あの〝スーパースター〟を引き合いに出した。

「周東佑京、41盗塁。これも恐らく(盗塁王は)間違いない。ただ佑京の能力からして大谷翔平(ドジャース)より少ないのは監督として納得していません」

指揮官は今季「50―50」を達成し、最終的に59盗塁を記録した大谷の成績を比較しながら言及。球場から大きな歓声が上がった。

鷹の韋駄天ぶりを知っているからこそ、愛のある指令――。小久保監督の〝手厳しい厳命〟に周東はタジタジの様子だった。

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