俳優の高良健吾(36)とタレント田原俊彦(63)の娘・田原可南子(30)が4日、電撃結婚を発表した。可南子は第1子を妊娠しており、来春出産予定という。
2人の熱愛は今年1月に発覚。数年前に知り合い、ここ1年ほどで交際に発展したという。
高良について芸能プロ関係者は「真面目でストイック。撮影現場では静かに芝居の準備をしていることが多いですね」と明かす。役者としての評価は高く、絶大な信頼を置かれているという。
一方で本人は〝悩み〟も抱えていた。
「自分、おもしろくないんですよ…」
5年ほど前のとあるドラマの現場で高良はそう自己分析。聞けば、真面目な性格が災いし、フリートークや打ち上げなどのあいさつで笑いを取ることが苦手なのだという。
そこで高良は共演した年上俳優に「どうすればおもしろくなりますか?」と相談を持ちかけた。芸能マネジャーの話。
「相談された俳優は現場のムードメーカーで、たしかにフリートークがうまい。とはいえ、いきなりコツを教えたからといってできるものではない。結局は『そのままでいいよ』ということになったそうです」と話す。
そんな高良だけに、今回の結婚は俳優としてもプラスに働く可能性がある。可南子の父親が言わずと知れたスーパースターの田原俊彦だからだ。芸能界の酸いも甘いも知り尽くし、トークのキレも凄まじい。
この日、田原はユーチューブ生配信を行い「今日はスペシャルデーなんでね」とニヤリ。10月4日で〝トシの日〟ということのようだが、ファンからは娘の結婚を祝福するコメントが殺到した。
これに「(コメントが)『おめでとう』って多いんだよね。なんかあった? 俺、結婚したんか? 俺、独身のはずなんだけどな…ハハハ」とすっとぼけ。「おじいちゃんになるの?」という声には「もうおじいちゃんだよ。後期高齢者だよ!」とノリノリで語った。
高良にとっては、最も身近なところに〝お手本〟がいるのと同じ。ますます飛躍しそうだ。