卓球のWTTチャイナスマッシュ(北京)女子準々決勝で、伊藤美誠(23=スターツ)は世界ランク1位の孫穎莎(23=中国)に0―4で敗れベスト4入りはならなかった。
中国で大人気の孫を相手に大一番に臨んだ伊藤。孫への大声援に包まれる完全アウェーの中、第1ゲームから苦戦。世界女王を相手に果敢に攻めるが、最後まで崩せずに完敗した。
東京五輪混合ダブルス金メダリストで〝元祖大魔王〟の伊藤と孫の対決は中国で大注目となり、「孫対伊藤」がウェイボーのトレンド1位になった。試合後、孫は伊藤について「伊藤美誠は子供のころからの私のライバル。私を継続的に進歩させ、高めてくれる最高のライバルでもある」と称賛。この言葉もネット上で話題となった。
伊藤の今後の活躍に、中国でも熱い視線が注がれそうだ。