女子プロレス「ＬＬＰＷ―Ｘ」の〝ミスター女子プロレス〟こと神取忍（５９）が、「スターダム」のワンダー王者・なつぽい（２９）に〝ベルト死守〟を厳命だ。
今月３０日に還暦を迎えるレジェンドは「神取忍還暦祭り」（１１月１８日、東京ドームシティホール）のメインで梅咲遥、水波綾と組み、なつぽい＆堀田祐美子＆中森華子と対戦する。
「還暦祭りだけど、みんなに遠慮はしてほしくない。還暦のお祝いというところで、ちょっと変な遠慮とかあるじゃん。『頑張ってくださいね』みたいな。そんなのはいらねえよって感じ。お祭りはお祭りだし、戦いは戦いだから」と全出場選手に呼びかける。
注目は、なつぽいとの再会だ。昨年８月、スターダム大田区大会の６人タッグマッチで初遭遇。井上貴子、葉月と組んで、なつぽい＆中野たむ＆安納サオリと対戦し、自軍の葉月がなつぽいから３カウントを奪われた。
神取は「（戦う前は）『なつぽいって何だよ、ぽいぽいって何だよ』というのがあった。だけど戦ってみて、ちっちゃくても自分たちがこの時代をつくるという意地が、あの３人の中ではあったかもしれない。そんな感じで見ていてベルトも取るぐらいだから、結果も出してたんだなと。すごく楽しみな選手」と一目を置く。
そのなつぽいは、５日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会でテクラとのＶ２戦に臨む。神取は「還暦祭りでやる以上は、ベルトを持ってきてほしいし、ハクをつけて来てほしいね」と熱望。レジェンドの期待に応えられるか。