北中米Ｗ杯アジア最終予選を戦う森保ジャパンに初選出されたＦＷ大橋祐紀（２８）に所属するイングランド・チャンピオンシップ（２部）ブラックバーンのファンは複雑なようだ。
大橋はブラックバーンの全１０試合で５得点１アシストをマークするなど大活躍を見せた。ジョン・ユースタス監督はクラブ公式サイトで「みんなユウキのことを本当に喜んでいて誇りに思っている」とし「彼は入団以来、素晴らしい努力をしてきた。態度や振る舞いも素晴らしい。紳士的で一緒に仕事をするのは楽しい」と称賛した。
英メディア「ＦＬＷ」は、大橋について「キャリアの新境地に臨もうとしている。間違いなくエキサイティングな瞬間になる」としながらも「ブラックバーンのファンにとっては大橋の日本代表招集に対して、多少複雑な感情を抱いているかもしれない。トップスコアラーが健康で元気な状態を保つことを望んでいるからだ」と指摘した。
Ｊ１広島から７月に加入した。「彼はほぼ１シーズンにわたって競技を続けている。おそらく少し影響が出始めているようで、ここ数試合は少し疲れて以前ほど鋭くない」と報じるように、コンディション面が懸念されているためだ。特に英国―サウジアラビア―日本―英国と長距離移動を強いられるのは大きな負担とあって、不安は尽きないようだ。
同メディアは「キープレーヤーとなった大橋が無理をしたり、ケガをしないよう願うばかりだ」と伝えていた。