９人組アニソンダンスグループ「ＲＥＡＬ ＡＫＩＢＡ ＢＯＹＺ（リアルアキバボーイズ」（通称 ＲＡＢ）が４日、「リアルアキバボーイズ日本武道館 ―レペゼン秋葉原―」を開催した。
以前から武道館を目標に掲げていたグループにとっては悲願であった今回の公演。「ＶＥＲＳＵＳ」「ＲＥＡＬＩＺＥ」等のオリジナル楽曲から、「おジャ魔女カーニバル！！」「シュガーソングとビターステップ」といった往年のアニメソングまで、「ＲＥＡＬ ＡＫＩＢＡ ＢＡＮＤ」の生演奏・生歌唱に合わせて計３１曲を踊り切った。
またゲストとしてグループとの親交の深い歌手のオーイシマサヨシが登場した。メンバーとの軽妙なやりとりを繰り広げつつ、ＲＡＢもＭＶに出演した「なまらめんこいギャル」や「君じゃなきゃダメみたい」等を熱唱した。
さらにライブ中盤では、表舞台からは離れていたグループの創始者・チャカがサプライズ出演。初期メンバーユニットである「ＲＯＯＴＳ」と６人で一糸乱れぬパフォーマンスを披露し、武道館に詰めかけたファンたちを盛り上げた。
その後観客の声援を受けて行われたアンコールでは、ニコニコ動画に初めて「踊ってみた」動画を投稿した楽曲でもある「ハレ晴レユカイ」を１０人バージョンで披露。涼宮あつきの「ここまで来るのは簡単じゃなかったけど、不可能じゃなかったよ！」という歌詞になぞらえた叫びには大きな歓声が上がった。
公演の終盤では、来年１月期のアニメ主題歌を２曲担当することや、ＲＡＢを題材とした〝２・５次元舞台〟プロジェクト等の新情報も公開された。そしてグループの大目標の１つであった、ＲＡＢのアニメ化プロジェクトが始動していることも発表したＲＡＢ。ゾマやかじゃない!の「もう俺たちの夢を絶対に笑わせない！」という宣言の通り、グループのさらなる歩みを予感させる一夜となった。