巨人を4日に戦力外となった高橋優貴投手(27)が5日にチームへのあいさつのため東京ドームを訪れた。
スーツ姿で仲間たちに最後の別れを告げに来た左腕。あいさつを終えて報道陣の取材に応じると「今は正直、考え中です。何か決まってることもまずないですし、色々な選択肢があればいいんですけど。視野を狭くせず、色々な範囲で見ていけたらなと思ってます」としながらも「(現役を)やりたいなと思っているので、その中でいろんな決断ができればなと思ってます。気持ちが切れたら終わりだと思うんで、その辺は絶対に切らさずにと思ってます。(気持ちを)切らすことはいつでもできると思うので。色んな選択肢を得るために、まずは準備できたらなと思ってます」と現役続行を明言した。
今後の活躍の場については「もちろん現役っていうのはオファーがなければ難しい話だと思うので」とNPBに限らずにプレーできる環境を模索する方針。「特に今年1年、なかなかうまくいかなかったことの方がやっぱり鮮明に覚えてるので。でもこういう経験がいずれ何か糧になるんじゃないかなと思ってます」と悔しさを糧に再起を誓った。