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井上尚弥 フェザー級王者からの対戦要求を元世界王者が一刀両断「カネが入るから戦いたい」

東スポWEB 2024年10月5日 16時4分

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)のフェザー級転向について、元世界王者が持論を展開した。井上は当面の間、現階級で戦う意思を明言。それでも米国の権威ある専門誌「リング」でパウンド・フォー・パウンドの1位にも輝いた井上に向けては、フェザー級王者から対戦要求が後を絶たない。

そうした中、元世界王者の渡嘉敷勝男氏(64)がユーチューブ「トカちゃんねる」で井上について言及。フェザー級王者が相次いで井上との対戦を希望する現状に「勝てると本当に思ってるのかな。それよりも、ビッグマネーがもらえる。井上チャンピオンと戦うだけで今まで何千万円しかもらえなかった人たちが何億も入る。10倍、20倍のカネが入ってくるということで戦いたいんですよね」と背景を解説した。

その上で「今までも無敗のチャンピオンが階級を上げて負けることがありますから。それも狙ってるのかな。『そろそろ負けるんじゃないの。5階級目だよ』って」と指摘。「何と言っても、ウィルフレド・ゴメス。17連続KO防衛の世界記録。(ゲンナジー)ゴロフキンが並びましたけど、いまだに塗り替えられていない。その選手も、今で言うスーパーバンタム級で相手もいないと上のクラスに上がったら、えらい強いのがいて。サルバドル・サンチェスにやられてしまった」と過去の例を挙げた。

それでも「井上チャンピオンの場合はちゃんと体をつくって上がれば(現フェザー級王者にも)見劣りしない。再来年だと、しっかり体ができてフェザーのチャンピオンたちと戦うことができる。4団体制覇すると思います。うまさでは絶対に負けていない。パンチ力は井上チャンピオンレベルは何人かいますけど。うまさ、タイミングの良さ、当て勘の良さは(現在の)4人の王者と比べても井上チャンピオンのほうが上」と断言。フェザー級でも、モンスターが4団体統一するとの見方を示した。

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