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【スターダム】S・キッド 葉月に覆面脱がされたのに上機嫌「ワンダーへ行く準備が着々と進んでます」

東スポWEB 2024年10月6日 5時5分

女子プロレス「スターダム」の〝欲深き黒虎〟スターライト・キッドが因縁の葉月(26)を破り、ワンダー王座取りへの足掛かりをつくった。

葉月は6度目のワンダー王座挑戦となった9月14日大阪大会で王者のなつぽいに敗れ、ベルト取りに失敗。失意のどん底に陥っていたところに、キッドが「アンタの目を覚ましてあげる」と救いの手を差し伸べたことから、5日愛知・ドルフィンズアリーナ大会で2人のシングルが組まれた。

試合は両者が激しくぶつかり合う激闘に。最後はキッドが葉月をモモ☆ラッチで丸め込み勝利した。だが試合後、大暴れする葉月に予告通りハサミでマスクのヒモを切り裂かれ、虎の覆面を脱がされてしまった。

セコンドの天咲光由がタオルで顔を覆ったため、素顔をさらすことだけは阻止。「葉月、アイツ、ヤバいヤツじゃん。でも、これが本来の葉月ってヤツなんじゃないの?」と、キッドは怒るどころかライバルの完全復活を喜んだ。

決戦前から今回の一戦をワンダー王座への踏み台にすると語っていただけに、宣言通りの勝利で上機嫌だ。「まあ、葉月を大嫌いってことには変わりはない。今日勝ったのは私。気持ち的にワンダーを本格的に狙っていきたい。みなさんSLKの応援よろしくお願いします!」と呼びかけた。

その後、Tシャツで素顔を隠しながらバックステージに登場。「マスクをいつぶりかに剥ぎ取られました…。葉月、試合後までド派手にやってくれたね! 今まではマスクを手にかけられると、悲劇的な感情が多かったんですけど、今日はニヤけちゃいました。葉月、SLKの虎ハンターになりますか?」と呼びかけた。

さらに「ワンダーへ行く準備が着々と自分の中では進んでます。あとはタイミング次第ってとこですかね…」と繰り返した。

なお、この日、ワンダー王者のなつぽいはテクラを退け、V2を達成。黒虎が悲願の白王座初戴冠に向け、歩みを進める。

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