ナ・リーグ地区シリーズ第２戦に先発予定のパドレスのダルビッシュ有投手（３８）が５日（日本時間６日）に前日会見に臨み「ちゃんとした調整ができた。肩も休められた。今回は静かと言うか、自分の中で落ちついているなという感じ」と心境を語った。
自身２年ぶり６度目のポストシーズン出場となり、今季のドジャース戦は３試合で１勝０敗、防御率１・７２と相性はいい。大谷翔平（３０）との対決に注目が集まるが「メジャーで戦えるのは光栄なこと。大谷くんだけじゃなく、他にも素晴らしい選手がいる。１人に対してどうこうというのはない。全員にしっかり集中して投げたい。トップレベルに強いチームなので、パドレスにしても、サンディエゴとしてもドジャースに勝ちたいという思いはある」と抜かりなく、静かに闘志を燃やす。ブレーブスとのワイルドカードシリーズではブルペン待機し、ライバル決戦に満を持して出撃する。