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岸博幸氏が石破茂首相の〝発言ブレ〟解説 「人事がヘタ」一部の幹部の言うことを聞いちゃって」

東スポWEB 2024年10月6日 12時15分

慶大大学院教授の岸博幸氏が6日、TBS系「サンデージャポン」に生出演。〝ブレまくり〟の石破茂首相に触れた。

石破首相は総裁選で予算委員会の開催や、女性議員の積極的登用などを明言していたが、就任後は方針のブレを指摘されている状況だ。番組ではゲストの森香澄から、ここまでブレている理由を問われ「1番の問題は、ハッキリ言って人事がヘタ」とバッサリだ。

「この内閣を作る段階で、例えば高市(早苗)さんとか、コバホーク(小林鷹之氏)のような保守派の人が入っていない。安倍派の議員も0であると。気が付いたら内閣の閣僚の半分くらいは無派閥で、自分の仲間を入れてまして、その他の人選も若干偏っていると。挙党体制を作れていない中で一部の幹部の言うことをだいぶ聞いちゃってですね。発言を変えてしまっている」

さらに官邸内の人事についても「イマイチ」と指摘し「ブレインのような理屈を考える人もいない、と。それがブレブレに見えちゃう(要因)です」と解説だ。

一部金融政策については、総裁選での方針を修正したことで金融市場が良くなるなど、〝ポジティブな発言ブレ〟があったことを紹介しながらも「国民からすれば、そんな小難しい政策よりも、普段言っていることを守るのかって言うのが1番大事ですからね。そこができていないと非常に厳しいですね」と推察。「(方針が)変わることはある。ただその理屈を説明していないのが問題」と総括した。

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