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山本由伸がまた序盤から乱調 3回5失点に「ピッチングの基本的なことができていなかった」

東スポWEB 2024年10月6日 16時10分

パドレスとの地区シリーズ初戦を7―5で先勝したドジャースだが、先発した山本由伸投手(26)は3回を5安打5失点、60球で無念の降板となった。

変化球の多い配球で制球を乱した。「立ち上がりを意識して入ったが、厳しいところを狙いすぎた結果、カウントが悪くなってしまった」と振り返った。

初回に四球とバッテリーミスが重なり、4番のマチャドに2ランを浴び「先頭を出してそのあとも四球でランナーをためてホームランを打たれた。もちろん打たれるのはよくないですが、ピッチングの基本的なことができていなかった。声援をいい結果につなげたかったけど、うまくいかなかった」と反省しきりだった。

大谷の3ランで同点に追いつくが、3回に再び引き離され、4回にTヘルナンデスの適時打で逆転。攻撃陣とリリーフ陣の頑張りで山本の乱調をカバーし、初戦を勝利で飾ることができた。悪いなりに収穫もあり、第5戦での再登板の可能性も出てくる。「コンディションはすごくいいですし、スタミナも完全に復活していると思うので、投げればケガの前と同じくらい投げられると思う。対戦を重ねることでプラスになることはたくさんある。冷静に分析して次の登板に挑めたらと思う。次の試合が来るので冷静に考え直して何とかプラスに変えられるように過ごしたい」と前を向いた。もう失敗は許されない。

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