タレントの渡辺満里奈（５３）が６日、都内で開催された「世界メンタルヘルスデー２０２４トークイベント『誰にでもなる可能性のあるこころの病気とは』」に登壇し、夫でお笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤がうつ病を発症した当時を振り返った。
名倉は２０１８年に頸椎椎間板ヘルニアの手術を受けたが、術後の侵襲ストレスによりうつ病を発症。当時について渡辺は「言葉数が少なくなったり、出掛けるにしても家から半径１キロ先にも出られなくなった。『今まで、こんなことで怒ったりしなかったのに』というようなことで怒って。怒りをコントロールできないのかなと思った」と回顧。名倉の変化に渡辺自身も不安になり落ち込んでしまった時期もあったという。しかし「これは励ましてはいけないタイプだなと本能的に思った」と普段と変わらないように接することを心掛け、サポートを行った。
心の支えになったのは友人の存在。「私は友人に支えられましたね。励ましてほしいとか、アドバイスがほしいとか思ってなかった。ただただ話を聞いてくる友達がいたのは、すごく支えられました」と語った。最後に「誰もがなる可能性がある病気。相談できる所と人を作っておくといいと思います。自分で自分を大切にしてあげてください」と呼びかけていた。