中日のダヤン・ビシエド内野手(35)が今季限りで退団することが6日、分かった。加藤球団本部長が試合後「契約更新はしない」と語った。
ビシエドは今季、開幕二軍スタート。5月16日に一軍に昇格したものの15試合に出場して打率2割9厘、1本塁打、2打点と結果を出すことができず6月9日に出場選手登録を抹消。その後、一軍に昇格することはなかった。
2016年に中日入りしたビシエドは18年には首位打者と最多安打のタイトルを獲得。中日では958試合に出場し通算成績は打率2割8分7厘、139本塁打、549打点だった。
この日の試合後のセレモニーでは場内一周をする際にビシエドが一塁ベンチから登場。スタンドからは大歓声がわき起こり、バンテリンドームはこの日、1番の盛り上がりとなった。