有吉弘行が６日、ＪＦＮ系ラジオ「ＳＵＮＤＡＹ ＮＩＧＨＴ ＤＲＥＡＭＥＲ」に出演。再ブレークのきっかけになった意外な出来事を明かした。
お笑いコンビ「鬼越トマホーク」の坂井良多が「良ちゃん」に改名したというニュースを取り上げた時のこと。有吉は「いいよ、どうでも。改名どうでもいいよ。だからどうしたって感じだよ」とまったく興味を示さず。
しかし、アシスタントの宮下草薙・宮下から「有吉さん、改名って考えたことあるんですか？」と尋ねられると「改名したことあるよ、番組で。『手裏剣トリオ』っていうコンビ名に変えて、やったことあるんだ」と回想した。
有吉が以前組んでいたコンビ「猿岩石」は２００１年４月、フジ系バラエティー番組の企画で「手裏剣トリオ」に改名。「さまぁ～ず」ら改名してブレークした芸人の〝二匹目のどじょう〟を狙ったが、人気はパッとせず同年９月に「猿岩石」に戻した。
しかし、これは〝黒歴史〟というわけでもないようで、有吉は「その代わり、それを担当してたのが『内Ｐ』（内村プロデュース）とかやってたスタッフの人たちが多かったから、『手裏剣トリオってせっかく改名したんだから、内Ｐ出てよ』つって呼んでくれて、そっから〝きっかけ〟になってるから」と再ブレークの足掛かりはつかめたと語った。
宮下が驚きの声を挙げると、有吉は「手裏剣トリオっていう改名自体は、もう本っ当にクソほど何もひっかからなかったけど、それがきっかけにはなったっていうか」と振り返り「まあ、改名したって大したことはないですよ。やっぱ自分の心の内側から変えていかないと。美と同じですから」と若手芸人たちに呼びかけていた。