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【オリックス】降雨コールドで規定投球回に届かず…宮城大弥がベンチで号泣 妹の弥生も「来年タイトルを…」

東スポWEB 2024年10月6日 22時40分

エース左腕のタイトルが雨脚とともに消えた。今季最終戦となった6日の楽天戦(楽天モバイル)は宮城大弥投手(23)が7回1/3を投げれば規定投球回に到達。無失点に抑えるか、8回1/3を1失点以下なら初の最優秀防御率のタイトルがかかっていた。

6回まで79球を投げ、3安打1失点の好投を見せるが、降りしきる雨が不安をかりたてる。8―1と大きくリードし、7回の攻撃中から試合が中断。ベンチからグラウンド整備の様子を見つめていた宮城だが、雨脚は弱まらず、40分後の午後9時5分、降雨コールドによる試合終了が宣告された。7勝目を手にしたとはいえ、規定投球回をクリアできず、ベンチに座ったまま天井を見上げた。あふれる涙をタオルで拭い、ナインに肩を叩かれながら外野グラウンドでファンに頭を下げた。

雨中の兄の力投をタレントの妹・宮城弥生がユーチューブで生配信しながら見守った。無情の中止宣告の瞬間は言葉をなくし「この日のためにすっと8イニング、9イニング投げていたのに…。やばい…。(兄の)背中が寂しい」。あふれる涙をティッシュで拭い「打線がつながったのはよかった。最後まで誰もあきらめなかった。ホームランも出たし、いいプレーもあった。雨は誰も悪くない。選手も監督も悔しいと思う。来年(タイトルを)取れたらいいですね。選手もみんな体を冷やさないようにしてほしいです」とテレビに向かって拍手を送った。

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