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【オリックス】中嶋監督が電撃退任表明「責任はしっかり取りたい」 3連覇後に再び転換期に

東スポWEB 2024年10月7日 0時31分

最後に激震が走った。中嶋聡監督(55)が6日のシーズン最終戦の楽天戦後、今季限りでの退任を表明。球団フロントはこれまでの功績を評価して9月に続投を要請していたが、返事を保留し、最終的にユニホームを脱ぐことを決断。「優勝していたチームがここまで落ちるということの責任は、しっかり取りたい」と心境を語った。

2020年のシーズン途中に監督代行となり、翌21年に監督に就任して25年ぶりのリーグ制覇。22年には日本一に輝いた。4連覇を狙った今季は絶対的エースだった山本由伸がドジャースに移籍したばかりか、主力に故障者続出で上位争いに加われず、63勝77敗3分けで5位に転落した。

中嶋監督は「もう一回やり返したい気持ちももちろんあったが、やり返すのは新しい方のほうがいい」と胸中を明かし、慰留していた福良GMは「とても残念な気持ちであることは当然だが、その手腕には心からの感謝と最大限の賛辞を贈りたい。さらに強いチームをつ作り上げることが我々の使命」と話した。

今後は新監督、新組閣に取り組むこととなり、栄華を極めたチームは再び転換期を迎えることになる。

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