バレーボール男子でパリ五輪代表の石川祐希（２８）は、チーム最多得点の活躍で２連勝に大きく貢献した。
今季からイタリア１部ペルージャでプレーする石川は、６日（日本時間７日）に敵地で行われた第２節パドバ戦に全セットで先発出場。セットカウント１―２から第４、５セットを連取し、３―２で逆転勝ちを収めた。２本のブロックを含む１６点はチーム最多で、アタック決定率は初戦を上回る４７％だった。
リーグ戦を迎える上で重要視してきた序盤の戦いできっちり連勝。それでも、当の本人は「今日の試合は３―２で勝つことはできたものの、試合の内容は全く良くなかったので反省しなければいけないと思っている」と悔しさをにじませた上で「個人的にも、レセプション、スパイクが良くなかったので、しっかり修正してまた次戦に臨みたい」と決意を新たにした。
次戦の第３節は１２日（日本時間１３日）に敵地でモデナと対戦。日本が誇るエースがチームを連勝街道に導きたいところだ。