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大谷翔平 注目の対ダルビッシュは3打数無安打で完敗 チームも2―10大敗

東スポWEB 2024年10月7日 12時30分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は6日(日本時間7日)に本拠地ロサンゼルスでパドレスとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打、2三振だった。チームは2―10で大敗。通算1勝1敗で敵地サンディエゴに乗り込むことになった。

完敗だった。相手先発のダルビッシュ有投手(38)と3度対戦し、無安打に終わった。1点を追う初回先頭はカット、カーブ、スイーパー、フォーシームで全て違う球種でカウント2―2からの5球目、外角低めの87・2マイル(約140キロ)のスライダーにバットは空を切った。

1―3の3回一死無走者はカウント2―1からの4球目、外角低めの88・1マイル(約142キロ)のスプリットを注文通り引っ掛けて一ゴロ。3点を追う6回先頭はフルカウントからの6球目、真ん中高めの73マイル(約117キロ)のカーブにタイミングを外されて投ゴロに倒れた。第1戦では徹底的に高めのフォーシームで攻められたが、この日は15球中、フォーシームは初回の内角低めの1球だけ。高めを意識させられて3打席とも勝負球は異なる変化球で大谷らしいスイングを封じられた。これでレギュラーシーズンを含めて8打数1安打だ。

1―7の8回一死一塁は2番手の左腕スコットと対戦。高めのフォーシーム2球で追い込まれた3球目、真ん中高めの97マイル(約156キロ)のフォーシームにバットは空を切った。

第3戦から舞台は敵地ペトコ・パークに移る。パドレスはチケットがドジャースファンの手に渡らないように、サンディエゴ郡、南オレンジ郡、西アリゾナなどの住民に限定されて販売されており、完全アウェーは必至。また、7回にファンがプロファーにボールを投げつけたことをきっかけに、一時試合が中断。パドレスファンも黙っていないだろう。手荒い洗礼を浴びそうだ。

2022年のパドレス相手の地区シリーズは初戦に勝利したものの、3連敗で敗退している。ただ、その時との大きな違いは大谷の存在。背番号17は流れを引き戻すことはできるか。

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