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吉田正尚は不本意なメジャー2年目 米サイトはC+と厳しい評価

東スポWEB 2024年10月7日 13時11分

米スポーツサイトのアスレチックはレッドソックスの野手の今季採点を公表し、メジャー2年目の吉田正尚外野手(31)は「C+」の厳しい評価となった。吉田は9月29日(同30日)、昨季途中から痛めていたという右肩をオフに入って手術する可能性について「あり得る」と話していたが、その後、球団から吉田に関する発表はない。

3月27日、敵地シアトルでメジャー2年目の開幕戦を「6番・DH」で迎えた吉田だったが、4月28日のカブス戦で詰まった当たりの中前打を放った際に左手親指を痛め、5月1日に初の負傷者リスト入りを余儀なくされると、1か月以上戦列を離れた。結局。昨季の140試合に対して108試合の出場で打率2割8分(昨季2割8分9厘)、10本塁打(同15本塁打)、21二塁打(同33二塁打)、56打点(同72打点)と成績も下回った。

同サイトは最初に「まずまずのシーズンを過ごした」と評価したが、「DHとしては、レッドソックスはもっと彼(の打撃)を必要としている」と注文を付けた。吉田の来季年俸は今季と同じ1800万ドル(約26億6400万円)で、チームでは4番目の高給取り。本塁打、打点、bWAR(今季は昨季と同じ1・4)など、何か突出した結果が求められる。

レッドソックスで最高評価のAを受けたのは初出場のオールスター戦でMVPを受賞したジャレン・デュラン外野手(28)と、同サイトが「ゴールドグラブ賞の最有力」と推す新人のウィルヤー・アブレイユ外野手(25)の二人だけだった。来季はどこまで評価を上げられるか注目だ。

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