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ドジャースファン暴走を地元メディア断罪「臆病者」「ボロボロのイメージはさらに傷ついた」

東スポWEB 2024年10月7日 16時10分

ドジャースは6日(日本時間7日)に本拠地ロサンゼルスで行われたパドレス戦に2―10で惨敗。ナ・リーグ地区シリーズは1勝1敗となった。

ポストシーズンのMLBタイ記録となる6本塁打を浴びて試合に敗れたこともさることながら、一部のファンの愚行でますます後味の悪い結末となってしまった。1―4の劣勢の中、7回の攻撃に入ろうとしたところ左翼席最前列に座っていたドジャースファンがボールをグラウンド内に投げ込み、パドレス左翼手のプロファーが激怒。さらに別の場所からもボールや空き缶などが投げ込まれ、試合は約10分中断する事態に発展した。

試合後のドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)は「ここで1000試合以上見てきたが、初めての事態。二度と起きてはならない」と苦言を呈したが、試合の進行を妨げる暴挙に地元メディアも辛らつにこき下ろした。

「ロサンゼルス・タイムズ」の電子版は「ドジャースファンが冷静さを失い、ドジャースもシリーズタイ記録の大失態で精彩を欠く」と速報。「左翼席からプロファーに向かって2個の野球ボールが飛んできた。臆病者2人の意気地のない行動」とバッサリ斬り捨てただけでなく「すでにボロボロだったイメージがさらに傷ついた。歴史的に悪い評判がさらに汚された。今日、ドジャースのジャージーを着て街を歩いている人は恥をかくべきだ」とまで断罪した。

同紙ではさらに地域の悪評が広まることを懸念して「全国の舞台でドジャー・スタジアムに今シーズン最多の観衆がいた中に数人の悪質な者がいただけで、チャベス・ラヴィーンには不良が集まる場所だという不正確で有害な物語をさらに助長した」とまで糾弾している。

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