巨人の阿部慎之助監督(45)が7日にこの日から開幕したフェニックス・リーグの視察のため宮崎入りした。
この日の午前に宮崎入りし阪神戦(生目第二)を見届けた阿部監督。試合は1―1の引き分けに終わったが、CSの出場選手枠入りを目指す中山、秋広、湯浅が揃って4打数2安打、高橋礼が3回無失点、京本が3回1失点と、若武者たちが投打でアピールした。
阿部監督は「もう全員にチャンスがあるからね。しっかりここでアピールしてやってほしいな」とさらなる奮起に期待。指揮官の言葉を受けた中山も「もちろん、そのメンバーに食い込んで、日本一を目指して、チームの勝利に貢献したい思いが一番強いので。今はただ結果を残してメンバー入りする、という思いで取り組んでいます」と闘志を燃やしていた。
16日から始まるCSファイナルステージに向け、9日のオリックス戦(サンマリン)以降は調整のために主力組が徐々に出場予定。指揮官が見守る御前試合でアピールするためにも、8日の韓国・斗山ベアーズ戦(ひむか)ではこの日以上にヤングGが目をギラつかせて発奮するはずだ。