サウジアラビア1部アルヒラルのブラジル代表FWネイマール(32)が、来夏に欧州復帰を希望していると、スペインメディア「エル・ナシオナル」が報じた。
昨年8月にアルヒラル入りしたネイマールは、同10月のブラジル代表戦で左膝前十字靱帯断裂と半月板損傷の重傷を負い、現在は復帰に向けて9月30日にチームのトレーニングへ復帰したことを自身のインスタグラムで報告していた。
アルヒラルとの契約は2025年6月30日までとなっている中、同メディアは「ブラジル人選手は、2026年W杯までに欧州でリベンジしたいと考えている」と伝えた。大ケガからの復帰でこれまでのパフォーマンスが戻るのか疑問視されるが、本人の自信は揺るぎないという。
欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場できるクラブが理想で、そこでトップコンディションにもっていき、26年北中米W杯で臨みたいという。同メディアは、クラブ名に言及していないものの、先日にはスペイン紙「スポルト」がバルセロナがネイマール復帰を検討と報じた。
年齢的にも残された現役生活は、決して長くはない。近年は尻すぼみ感のあるブラジルのスーパースターは、もうひと花咲かせることができるのか。