ヘンリー王子とメーガン妃は、ダイアナ妃の弟で伯父のチャールズ・スペンサー卿から英国オルソープでクリスマスを過ごすよう招待されているが、メーガン妃が英国訪問をためらっており、夫妻間に〝亀裂〟が走る可能性があるという。英紙エクスプレスが７日に報じた。
王室の情報筋によるとヘンリー王子は、以前から妻や子供たちと英国でクリスマス休暇を過ごすことを望んでいたが、メーガン妃は依然として英国での家族の（警備上の）安全を心配しているという。さらには「状況が悪化しすぎて、夫妻の６年間の結婚生活に本当の転機が訪れるかもしれない」とまで付け加えた。同紙は「クリスマス休暇をめぐる争いは、新たな亀裂の兆候」との見出しを立てている。
同情報筋は「ヘンリー王子は、家族で今年のクリスマスを英国で過ごすことを望んでいます。しかし、彼らの安全保障についてはまだ懸念が残っています。メーガン妃は常に英国への訪問をためらっており、今起きているすべてのことを考えると、渡航はかなり難しいと思います」とも指摘した。
現時点では可能性は極めて低いが、メーガン妃が招待に応じれば、２０２２年の故エリザベス女王の葬儀以来、約２年ぶりに英国に足を踏み入れることになる。前述の情報筋によると、夫妻はまだ王室による毎年恒例のサンドリンガムでの集まりへの招待を受けておらず、招待が届いたとしても受け入れることはないと思われる。
ヘンリー王子が王室から冷淡な扱いを受けているにもかかわらず、亡き母ダイアナ妃の一族であるスペンサー家はヘンリー王子を優遇している。それでも楽しいはずのクリスマスの過ごし方が、夫妻の間に〝亀裂〟を呼び込むとは何とも皮肉な話だ。