巨人の阿部慎之助監督（４５）が８日に行われたフェニックス・リーグの韓国・斗山戦（ひむか）を視察。試合はココ・モンテス内野手の本塁打などから４―０で快勝したが、不安材料も残る一戦となった。
ＣＳに向けて再調整を進めていたモンテス。この日は「４番・三塁」で先発出場すると、１―０の４回に左翼席へ一直線となる豪快なソロ、５回には追加点を奪う犠飛を放つなど１打数１安打３打点１死球と猛アピール。「感触は良かった。ようやくバッティングが元の形に戻ってきたなと思うので、このまま状態を上げて、ＣＳでもしっかりチームに貢献できるよう頑張りたい」と手応えを語った。
一方で不安材料も…。この日に「２番・右翼」で先発出場した浅野翔吾外野手が４回の守備から「腰の違和感」を訴えてベンチへと下がり途中交代。阿部監督は「なんか腰がかゆかったみたいなんで（笑い）」と冗談交じりに無事を強調したが「明日様子見るんだろうけど…。朝起きた時の様子を見て判断する」と９日以降の試合出場に関しては冷静な判断を下す方針を明かした。