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新たな因縁勃発…「相手は運が良かっただけ」敗戦ヤンキース内野手の発言が物議「運だと?」

東スポWEB 2024年10月8日 19時31分

ヤンキースは7日(日本時間8日)のア・リーグの地区シリーズでロイヤルズに2―4で逆転負けを喫し、対戦成績が1勝1敗の五分となった。

3回にスタントンの適時内野安打で1点を先制したものの、4回にペレスの同点ソロを含む5安打を集中されて一挙4失点。4回以降は8回まで無得点に抑えられ、本拠地ヤンキー・スタジアムで痛い黒星となった。

米メディアの間では主砲ジャッジの不振に厳しい目が向けられているが、試合後のナインの発言も物議をかもしている。それは9回に反撃のソロを放ったジャズ・チザム内野手(26)の口から試合後に飛び出したものだった。

インタビューに応じたチザムは「自分たちが優勝するという気持ちに変わりはない。自分たちはやるべきことをやるだけだ。自分たちより優れたチームはないと思っている。今夜は多くのチャンスを逃した」と言い、こう付け加えた。

「彼らは運が良かっただけだ」

仲間とチームを信じる自信の表れとも受け取れる一方、ロイヤルズ側からすれば〝運だけで勝った〟と実力を否定されたように聞こえなくもない。

米メディア「SBネイション」は「チザムは自信を示したが、おそらくロイヤルズの掲示板にネタを与えてしまった」「ロイヤルズがこの名言で残りのシリーズに気合を入れることは間違いない」と報道。さらに「クラッチポイント」では「自信とごう慢さは紙一重だが、今回の発言は後者にいき過ぎた感がある。チザムは常に自信に満ちた選手だが、彼とヤンキースを苦しめることになるかもしれない」と分析している。

チザムの発言に反応したロイヤルズファンはSNSを通じて「意味のないホームランを打ったり、意味のない悪口を言うのは野球のやり方ではない」「運だと? プレーに集中しろ」など怒りの声を上げている。

第3戦は9日(同10日)にロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムで行われるが、果たして――。

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