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共産・小池晃氏 れいわの沖縄1区候補者擁立に不快感「〝オール沖縄〟という枠組みへの敵対行為」

東スポWEB 2024年10月8日 22時51分

日本共産党の小池晃書記局長は8日に国会内で緊急会見を開き、れいわ新選組が次期衆院選の沖縄1区に候補者を擁立したことに言及した。

れいわはこの日、同選挙区に新人で保育士の久保田みどり氏を擁立すると正式に発表した。しかし、同選挙区は赤嶺政賢氏が共産党や社民党などによる「オール沖縄」として議席を守ってきた選挙区だ。

小池氏は「非常に驚きました。赤嶺政賢衆院議員は沖縄を代表する政治家として辺野古の問題のみならず、南西諸島のミサイル配備の問題、沖縄経済の問題、少女に対する性暴力事件、沖縄の皆さんの思いをぶつける論戦を繰り広げてきた〝沖縄の宝〟というべき非常に重要な議席です」と述べた。

今回の経過についてはこう明かした。

「10月の2日にれいわの高井(崇志)幹事長から私に電話がありました。その際、『沖縄1区に候補者擁立をしようと思っている。候補者調整をお願いしたい。ついては東京14区、神奈川2区、埼玉14区の3つについても候補者調整をお願いしたい』ということがありました。私たちは『申し出に応じることはできません』とお返しをした。そもそも、れいわ新選組は山本(太郎)代表が国政において野党共闘はしないと明言していた。候補者調整を求めてくること自体が筋が通らない」(小池氏)

同選挙区に候補者を擁立してきたことに小池氏は「性格としては共産党との枠組みだけではないですよ。〝オール沖縄〟という枠組みの中で決めてきたことに対する敵対行為です」と猛反発した。

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