ＷＷＥ人気ユニット「ダメージＣＴＲＬ」のイヨ・スカイ＆カイリ・セインが、ビアンカ・ベレア＆ジェイド・カーギルのＷＷＥ女子タッグ王座に挑戦することが正式決定した。
ダメージＣＴＲＬでは〝女帝〟アスカとダコタ・カイが負傷で長期欠場しており、イヨ＆カイリはタッグ王座を奪うことでユニットの復権を狙っている。王者組との小競り合いが原因で、カイリが右まゆ上に裂傷を負って大流血するアクシデントも発生。先週のロウではイヨが「私たちがタイトルを手に入れて、お前の頭に一生こびりついてやる！」と改めて挑戦状を叩きつけていた。
７日（日本時間８日）のロウ（ミズーリ州セントルイス）では、王者組がこれに回答。「ダメージＣＴＲＬの時代が戻ると思ったら大間違いよ」（ビアンカ）と受諾し、次回ロウでビアンカ＆ジェイドｖｓイヨ＆カイリのＷＷＥ女子王座戦が決まった。イヨはダコタとのコンビで２度、カイリもアスカとの「カブキ・ウォリアーズ」で同王座を２度獲得しており、それぞれ３度目のタッグ王座獲得を狙う。
また、ＷＷＥの公式ＳＮＳ上で展開される３分１本勝負の異色ブランド「ＷＷＥ ＳＰＥＥＤ」初代女子王者決定トーナメントの準決勝では、イヨが強敵ナオミのムーンサルト弾をかわしてムーンサルトプレスで両ヒザを叩き込んで勝利。決勝に進出した。
一方のカイリは、キャンディス・レラエのロープ２段目からの月面弾に沈み準決勝敗退。決勝のダメージＣＴＲＬ対決こそ逃したが、イヨは「ＷＷＥ ＳＰＥＥＤ」初代女子王座をかけて決勝でキャンディスと激突する。これで〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟が「ＷＷＥ ＳＰＥＥＤ」とタッグで一気に２冠奪取の大チャンス到来。「ダメージＣＴＲＬ」復権となるか注目だ。
この日のロウは「ＡＢＥＭＡ」にて放送された。