Infoseek 楽天

チャールズ国王が11月のアゼルバイジャン訪問を中止へ 来週の豪州訪問は遂行

東スポWEB 2024年10月9日 14時0分

チャールズ国王は、がん治療中の健康管理のため、11月にアゼルバイジャンで開催されるCOP29気候変動サミットを欠席する見込みとなった。英紙ミラーが8日に報じた。

第29回国連気候変動会議のコーディネーターたちは、世界の指導者が集まるバクーでの会議に熱心な環境保護活動家であるチャールズ国王が出席することを期待していたが、一方で国王はカミラ王妃と来週のオーストラリア訪問の準備を進めている。

チャールズ国王はロンドンで毎週治療を受けているが、その合間には主にスコットランドで過ごしており「回復を助けるために自然に浸かっている」と国王の側近らは語っている。先週、医師らが国王に秋のツアー期間中は、治療を中断してもよいとの許可を与えたことが明らかになったばかりだった。

しかし国王夫妻は17日からオーストラリアのシドニーとキャンベラを公式訪問し、その後すぐに南太平洋のサモアを公式訪問。さらに英連邦首脳会議(CHOGM)に出席する予定だ。COP29は11月11日から22日まで開催されるため、オーストラリア訪問から続く長く過酷なツアーは、負担が大きすぎると宮殿の補佐官や政府関係者が判断した模様だ。

この記事の関連ニュース