野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が9日、東京都内のホテルで会見し、今年11月9日に開幕する「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に出場する代表メンバー28人を発表した。
世界一に輝いた2023年のWBC出場組からは巨人・岡本和真内野手(28)、大勢投手(25)、戸郷翔征投手(24)、西武・源田壮亮内野手(31)、日本ハム・伊藤大海投手(27)、DeNA・牧秀悟内野手(26)、中日・高橋宏斗投手(22)の7選手が再集結。阪神・才木浩人投手(25)、日本ハム・五十幡亮汰外野手(25)らが初めて侍入りするなどフレッシュな顔ぶれも選出された。一方で23年WBCで活躍したロッテ・佐々木朗希投手(22)や、右足親指を骨折したヤクルト・村上宗隆内野手(24)は選出されなかった。
井端監督は「バランスよく選べた。若い選手が出てきたのは日本の野球界にとっていいこと」とし、目標について「もちろん連覇。チームが一つになること」と自信をみなぎらせた。
またこの会見では、当初は「プレミア12」までが区切りだった契約が、26年3月のWBCまで井端監督が続投することが発表された。しかし、井端監督は「まずプレミア12で日本が世界一になることだけを考えて、一つひとつ課題をクリアして、その後のWBCにつなげていけたらいい」と決意を語った。
選ばれたメンバーは以下の通り。
【投手】
15 大勢(巨人)
16 隅田知一郎(西武)
17 伊藤大海(日本ハム)
19 髙橋宏斗(中日)
20 戸郷翔征(巨人)
21 早川隆久(楽天)
35 才木浩人(阪神)
46 藤平尚真(楽天)
47 鈴木昭汰(ロッテ)
50 清水達也(中日)
56 鈴木翔天(楽天)
57 北山亘基(日本ハム)
60 横山陸人(ロッテ)
【捕手】
22 古賀悠人(西武)
31 坂倉将吾(広島)
32 佐藤都志也(ロッテ)
【内野手】
2 牧秀悟(DeNA)
4 吉川尚輝(巨人)
6 源田壮亮(西武)
23 栗原陵矢(ソフトバンク)
24 紅林弘太郎(オリックス)
25 岡本和真(巨人)
51 小園海斗(広島)
【外野手】
1 森下翔太(阪神)
5 五十幡亮汰(日本ハム)
7 佐野恵太(DeNA)
8 辰己涼介(楽天)
66 万波中正(日本ハム)