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ロバーツ監督に敵地大ブーイング! マチャド騒動で不穏な空気「憎しみに満ちている」

東スポWEB 2024年10月9日 16時40分

ドジャースは8日(日本時間9日)に敵地サンディエゴでのパドレス戦に5―6で逆転負け。連敗で1勝2敗となり、後がなくなった。

ポストシーズンに入って無安打だったベッツに初回から先制ソロが飛び出したが、2回に内野守備の乱れも重なって猛攻を浴びて一挙6失点。それでも直後の3回の攻撃でTヘルナンデスのグランドスラムで1点差まで詰め寄ったが、その後は無得点に封じられた。

両チームはこの日の第3戦を迎える前から非難の応酬でヒートアップ。大荒れとなった6日(同7日)の2戦目の試合中には、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)がパドレス三塁手のマミー・マチャド内野手(32)が自軍ベンチに向けてボールを投げきたとして「彼の意図は分からないが、彼に代わって話すつもりはない。失礼だ」などと怒りを隠さなかった。

マチャド本人は意に介していなかったが、自軍の選手をけなされた格好となったパドレスのシルト監督はこの日の試合前に「他チームの選手、特に私は過去に監督をした選手を中傷するようなことはしない」と反論。ロバーツ監督とマチャドは2018年7月からドジャースで監督と選手として同じユニホームを着ていた。

そして、試合前のペトコ・パークでロバーツ監督が紹介されると、スタンドを黄色に染め上げたパドレスファンの怒りが爆発。360度から一斉に「Booo!!」と特大のブーイングを浴びせられた。

米メディア「クラッチポイント」は「ナ・リーグの地区シリーズはドラマ、スター、パワー、そして何よりもお互いへの憎しみに満ちている。パドレスファンはデーブ・ロバーツにそれ(ブーイング)を聞かせることをためらわなかった」と伝えた。第4戦(9日=同10日)も同じくパドレスの本拠地で行われるが、いったいどうなってしまうのか…。

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