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コワモテ俳優・山口祥行が主演映画舞台挨拶で「殺されるんじゃないか…」発言して会場シーン

東スポWEB 2024年10月9日 17時31分

コワモテ俳優の山口祥行(よしゆき=53)が崔哲浩(45)、福士誠治(41)とトリプル主演した映画「ぴっぱらん!!」(11月1日公開)の完成披露舞台挨拶が9日、都内で行われた。

25年前に父親のヤクザ組長が暗殺され、別々の道を歩んでいた3兄弟の固い絆を描いたヒューマンバイオレンス映画。次男役の崔が監督・脚本を担当した。

福士は「崔さんとは19歳から僕、知り合いで、監督やるとは夢にも思っておりませんでしたけど、一緒にモノづくりができたこと、ホントに光栄に思います」と挨拶。

今作のキャスティングや製作理由を聞かれた崔は客席に向かって「皆さんよりも僕が2人のファンです。これが理由ですね」と話した。

さらに「山口祥行さん、ずっと10代から背中を追いかけて、僕がデビューした時からもう祥行さんスターで、怖くてですね、優しくて、だから僕、今回出ていただけてドキドキして…。福士さんも憧れの俳優さんで、10代からずっと一緒にやってて。ホントに2人が出ていただけるっていうところから、膨らまして膨らまして今日迎えられて…」と感慨深げ。

山口と福士の撮影スケジュールを押さえるのが大変だったらしく、崔は「(続編の)2、3、僕自身はつくりたいんですけども、問題はこの2人のスケジュールを取れるかどうか。大人の事情がありますけども…」と気の早い心配をしていた。

ところが崔のラブコールを受けた山口はドスのきいた声でこう暴露。

「ホント〝いつ後ろから蹴られるんじゃないか〟と思い、ドキドキしてました。階段落ちるところ(シーン)も、コイツは上にいて、俺を蹴ろうとしてたんです。さっき『背中を追いかけてました』って言いましたけど、〝背中を蹴ってやろう〟っていう思いのほうが強いんで、崔は。ホント怖い監督でした。だからちょっとびびってます。もし次(続編)あるんだったら。殺されるんじゃないかと思って、現場で…」

冗談とも本気とも思えぬ山口のこの発言に、会場はシーン。すかさず崔は「この空気、どうしましょう」とおどけ、場を和ませた。近年エンタメ界では、男同士のアツい友情を意味する「ブロマンス(ブラザー+ロマンス)」が流行しているが、この3人は役を離れてもまさにそんな雰囲気。

同作は登場人物が多く、津田寛治、渡辺哲、三浦浩一など男くさい役者揃いで、この日は叔父の組長役・永倉大輔(61)、悪徳刑事役の丈(58)、紅一点で崔演じる次男の恋人役・新宮里奈(32)も登壇した。

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