巨人の菅野智之投手（３４）が９日にフェニックス・リーグのオリックス戦（サンマリン）に登板し４回無失点と好投した。
８日に宮崎入りし、ＣＳに向けてこの日の調整登板に臨んだ菅野。先発したエース戸郷に続いて５回からマウンドに上がると、８番・野口から始まる下位打線を三者凡退に抑える好発進。その後もテンポのいい投球を続けて４回５２球、２安打２奪三振でマウンドを降りた。
菅野は「投げたいように投げられました。何の不安もなくＣＳに臨めると思います」と手応えを明かすと「久しぶりの実戦になるとちょっと力任せに投げたりとか、体が若干軽いと制御が難しい時があるんですけど、今日はバランスよく投げようということをテーマに投げました」と調整内容についても語った。
一方で、登板間隔についてはこんな提言も…。「ちょっと日程が空きすぎるので、ここは考えてほしいなって思うところではあるんですけど。この前の広島戦（９月２８日＝広島）で投げて、練習量的には多少落としてリフレッシュできたんですけど、でも本当に（日程の間隔が）空きすぎるなと。これはマジで思うので。やっぱり日程の見直しというのは必要だと思います」とＮＰＢへのリクエストを行った。