Infoseek 楽天

【プレミア12】巨人勢が命運握る? 井端監督が期待する4番候補・岡本和、成長著しい吉川ら

東スポWEB 2024年10月9日 18時30分

野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が9日、東京都内のホテルで会見し、今年11月9日に開幕する「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に出場する代表メンバー28選手を発表した。

日本ハム、楽天とともに巨人からは岡本和真内野手(28)、吉川尚輝内野手(29)、戸郷翔征投手(24)の大勢投手(25)の最多4選手が選出。井端監督は「非常にバランスよく選べた。目標は世界一連覇」と意気込んだ。

打順の構想について問われると、指揮官は「自分のスタイルとして、グラウンドに行く前に、ユニホームを着る前に決めていくと、ろくなことが起きないと思っている。やっぱりグラウンドで練習を見て、最初の試合が(11月5日に練習試合が予定されている)広島戦になるので、そこまでに何となく決めていけたら。その先も試合があるので変更することはある」と説明した。

しかし、すぐさま「4番はやっぱり、今のところ可能性が高いのは岡本選手かな」と、4年ぶりリーグVを果たしたGの大砲を〝指名〟した。さらに岡本和について「昨年のWBCを経験してひと回り大きくなった。今はチームを引っ張る立場になって、さらに成長している。自分のことも大事だけど、チームのことを考えられる選手になって非常に頼もしい」と目を細めた。

代表に初選出された吉川についても、巨人のコーチ時代から指導してきた井端監督は「もともと入団した時からポテンシャルはすごく高い選手。守備範囲も広いし、足もあるし、その中で彼の一番の課題は試合数をこなせなかったこと」と指摘。今季は全143試合に出場したとあって指揮官は「体、気持ちとタフになったのかなというところでは、すごく伸びた選手の一人。今度は日本代表として成長した姿を見せてほしい」と要望する。

さらに岡本和とともに世界一となった2023年WBC出場組として投手の戸郷や大勢にも熱視線。特に戸郷に対して井端監督は「与えられたところできっちり仕事をしてくれたらいい。投手陣を引っ張っていってほしい」と期待を寄せた。

この記事の関連ニュース