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【柔道】塚田真希氏が女子代表監督に就任 史上初の女性監督誕生に「意識してしまう部分は…」

東スポWEB 2024年10月9日 19時20分

柔道の女子日本代表監督に初選出された2004年アテネ五輪78キロ超級金メダルの塚田真希氏(42)が強い覚悟をにじませた。

女子代表では13年に当時の監督らによる暴力指導問題が発覚。女性リーダーの登用が長く求められてきた中で、全日本柔道連盟(全柔連)は9日にオンラインで理事会を開催し、塚田氏が監督に就任すると明かした。同日に都内で行われた会見で山田利彦強化委員長は「いろんなすばらしい選手を今までも輩出されてきた経験や世界チャンピオンの経験を存分に発揮してほしい。強化委員会としてはしっかりとサポートしていきたい」と期待を寄せた。

代表で女性が監督を務めるのは今回が初めて。塚田氏は「あまり意識するなと言われても意識してしまう部分は正直ある」としながらも「期待にしっかり応えられるように、あとは今回こうして役割をいただいたことを次の世代につなげるように責任感を持って全うしたい」と力強く語った。

パリ五輪での女子代表のメダル獲得数は金1個、銅1個のみと、過去最低の成績に終わった。4年後のロサンゼルス五輪に向けて立て直しが必須となるだけに「人と人として付き合っていくことを大事に、チャレンジ精神を持ってやりたい」と決意表明。柔道ニッポンの復活へ、全身全霊を尽くす。

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