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【オリックス】岸田護投手コーチが新監督に就任 19年の引退セレモニーでは優勝を〝予言〟

東スポWEB 2024年10月9日 20時5分

オリックスは岸田護新監督(43)の就任を9日に発表した。オリックス一筋で選手として14年、指導者として5年の経験を積んだ岸田コーチが、オリックスでは初の投手出身監督となる。

4連覇を目指しながらも5位に終わり、中嶋監督が責任をとって辞任。内部昇格を中心に人事を進め、3日後のスピード決定となった。来季の巻き返しが絶対条件。明るさと厳しさを持ち合わせ、中嶋野球を継承できる人材として白羽の矢が立った。

大阪出身で履正社から東北福祉大、NTT西日本を経て2006年にオリックスに入団。先発、抑えをこなして2019年までプレーし、通算44勝30敗、63セーブ、防御率2・99をマークした。9月29日に京セラで行われた引退セレモニーでは「これからオリックスは強くなります。長い長いトンネルを抜けようとしている。若手がチームを盛り上げ、中堅がまとめ、ベテランが引っ張ってくれる。これからのオリックスは面白いです。絶対強くなる」と2年後の優勝を〝予言〟していた。

引退後は指導者と後進の育成に当たり、今季は投手コーチとしてブルペンを担当した。選手と年齢が近くなるが、フロント幹部は「とにかくチームを強くすること。人間的には優秀な人物。明るい部分と厳しい部分を使い分けて中嶋野球を継承してもらいたい」と生え抜き新監督に期待している。

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