アイドルグループ「ＮＭＢ４８」のメンバーで奈良県出身の出口結菜（２３）が９日、大阪市内で行われた同グループの公演後に「奈良市観光大使」の委嘱式に参加した。
出口に観光大使を依頼した理由について奈良市観光経済部長は「私の知り合いが大阪観光局にいまして、奈良市出身でＳＮＳとかでもグルメの発信とか頑張っておられるとご紹介いただきました」と説明した。
現役のＮＭＢ４８として初めて観光大使に就任した出口は「びっくりしすぎて、すぐお母さんに言ったら第一声が『大丈夫？』でした。メンバーも喜んでくれて、この都市の観光大使ができることはすごいことだと思いますし、２３年間生きてきて親孝行もできたんじゃないかなと思います」とほほえんだ。
さらに「このような役職をさせていただけること、すごくうれしいです。奈良市の顔になるという強い意気込みを持って、たくさん奈良市の魅力を届けていけたら」と意気込んだ。
今後、奈良で行われる行事に積極的に参加していきたいという。
「アイドルになってから、なかなか地元のイベントに参加できていないので、地域の方に関わっていきたいと思います。体もしっかり動かしてみなさんと一緒に盛り上がっていきたい」と目を輝かせた。
奈良での思い出について聞かれると「紅葉の季節だったんですけど、私のおじいちゃんが着物屋さんだったので、おばあちゃんに着物を着つけてもらって、成人式の前撮りを奈良公園で（行った）。小学校や中学校の時のことを思い出しながら撮影させていただきました」と振り返った。