ＭＬＢを中心にキューバ系選手の移籍情報に精通しているフランシス・ロメロ記者が９日、自身のＸ（旧ツイッター）で中日を退団したダヤン・ビシエド内野手（３５）の今後の去就について投稿した。同記者は「ダヤン・ビシエドは２０２５年、中日でプレーする予定はない。少なくともＮＰＢ４球団がこのキューバ人選手と交渉中だ」と、情報筋の話として伝えた。
ビシエドは今月７日に米国に出国。現役続行を希望し、来季以降も住み慣れた日本でのプレーを望んでいるとみられる。広いバンテリンドームを本拠地とする中日で強打を誇った優良助っ人。今季はわずか１５試合の出場にとどまったが、在籍９年間で打率２割８分７厘、１３９本塁打、５４９打点をマークし、献身的にチームに尽くす姿勢が高く評価されてきた。
退団から時間を置かず、４球団の接触情報が流れたビシエド。日本を愛する大砲の去就を巡っては、今オフ大きな注目を集めそうだ。