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【新日本】高橋ヒロムがミスティコにリベンジ後の青写真披露 内藤戦実現へ「もうここで負けてられない」

東スポWEB 2024年10月10日 5時1分

新日本プロレス14日両国大会でミスティコとのシングル戦に臨む高橋ヒロム(34)が、リベンジ後の青写真を明かした。現IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也から来年1月4日東京ドーム大会の挑戦者候補として名指しされたヒロムにとって、負けるわけにはいかない大一番。その一方で今年6月にシングルマッチで敗れたミスティコに対しては、ある野望を抱いている。

ヒロムは7月の東京武道館大会で内藤に対し、2020年3月に決定しながらコロナ禍で中止となった師弟対決を要求。両国大会でG1覇者ザック・セイバーJr.とのV2戦を控える内藤もここにきて、来年1・4ドームの挑戦者候補に鷹木信悟とともにヒロムの名前を挙げている。

実現の機運が高まりつつある内藤戦について、ヒロムは「俺はずっとアプローチを仕掛けていた側ですよ。自分の中で究極のカードなので。やっとその気になったんだとは思いましたね。どういう心境の変化なのか…自分の中で『もう高橋ヒロムとやらなきゃいけない』と思ったのかですね」と思いを告白した。

それだけに自身が両国で控えるミスティコ戦は必勝が求められる。「内藤さんがそう思っても、自分の中でこの状態で満足できるか、できないかはあるので。もちろん指名されたらいきますけど、気持ちの問題なので。気持ちを高めるためにも、もうここで負けてられないなという思いは強いですよね」と腕をぶした。

ミスティコには昨年8月にメキシコCMLLで行われた「グランプリ2023」(エリミネーション戦)でギブアップ負け。直後のCMLL世界ヒストリック・ミドル級王座戦は引き分けに終わり、今年6月のシングル戦でもタップを喫するなど分が悪い。「散々ギブアップを取られてきたのでギブアップをさせたいなと思ってて。今、勢いのあるミスティコを倒したら、さらにギブアップを取れたらかなり自信がつくんじゃないかなと」と、新兵器のアーム式4の字固めでの勝利を狙う。

さらにミスティコに対しては、かねて「カベジェラ・コントラ・マスカラ」(互いの髪とマスクをかけた試合形式)の実現を見据えている。

「アニベルサリオ(毎年9月に行われるCMLLの年間最大興行)でやりたいなと。今回(ミスティコの相手が)クリス・ジェリコだったので悔しさがあったんですよね。まあ確かに俺も6月に負けたし、言う権利は何もないので。ただクリス・ジェリコに勝ってさらにミスティコにハクがついたなと思ったので、ここで狙えばもっとおいしいなと思いましたね」

今年は苦しい戦いが続くタイムボムが、両国決戦でいよいよ爆発の時を迎える。

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