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津田塾大卒・塩見きらがハマった公営ギャンブルの世界 全国模試数学1位の頭脳をフル回転

東スポWEB 2024年10月10日 10時45分

アイドルグループ「神宿(=かみやど)」の元メンバーで、現在もアイドルとしてソロツアーを開催している塩見きら(25)は、今年グラビアにも初挑戦するなど活動の幅を広げている。高校時代に全国模試で数学1位、津田塾大学の数学科卒という経歴を持つ彼女が虜になったのは――。

かつて“女の東大”と呼ばれる異名も取っていた名門私学・津田塾大学から、とんでもない競馬・公営競技大好きアイドルが生まれていた――。

東京への憧れを胸に、両親の反対を押し切って上京した愛媛の才女・塩見は、1500人の中からオーディションを勝ち抜き「神宿」のメンバーに選ばれた。「オーディションを受けた時も、親に内緒にしてて。3次審査ぐらいまであって、1500分の7まで絞られたタイミングでやっと『もし受かったらアイドルになる』って言った」と当時を回想。

両親のLINEをブロックしていた時期もあったというが、地元・愛媛で行ったソロツアーでは「お母さんがライブ見に来てくれて『よかったよ』って言ってくれた。やっと認めてくれたかな」と安堵の表情を浮かべた。

「お金が好きで。もう、通帳を見るのとか大好き」。そう語る塩見が競馬や公営競技に魅せられたのは、偶然ではなく宿命だったのかもしれない。父に幼いころから競馬や公営競技の楽しさを刷り込まれていたというが、のめり込んだきっかけは大学4年生の頃に友人に連れて行かれたボートレース場だ。「神宿」でメンバーカラー・グリーンを担当していた塩見は「平和島に連れてってもらって…6号艇、緑じゃないですか。だから6号艇を絡めてずっと賭けて…それで当たって8万ぐらい勝ったんですよ。『最高や!』ってなった」と人生初の“賭け”を振り返った。

すっかりボートレースの虜になった塩見の推しは、昨年SG2勝目を果たした高知出身の片岡雅裕選手。同じ四国生まれということもあり「結構、インタビューとか見て好きになったりするんですけど。なんか恥ずかしがってるところがカワイイなって思っちゃって」と片岡の魅力を語った。

もちろんボートレース以外でも天性の才能を発揮している。「競馬は3連単か、単勝か。フォーメーションとかでも買いますけど…この間の遠征の時も10万ぐらい勝った。競輪でも、ぼーっとしてて気づいたらWINTICKET開いちゃって」と明かした。

津田塾から生まれた競馬愛、公営競技愛あふれる塩見の強みは、数学的思考を用いた思考力にあるようだ。「数字見て、頭の中で計算して、回転速度とか…ボートだったら周回展示とか見ながら。一応データも見ます。そうやって生計を立てていますね。物欲とかはないんで、もっと賭けたい」と意気込んだ。

「私、運がいいんですよ」と不敵にほほ笑む塩見は自信満々にこう語る。

「私と一緒に行ったら勝てるから。勝たせることができます」

“勝利の女神”として名をはせる日もそう遠くないだろう。

◆高校時代はヤンチャ!? 意外な恋愛観も…

愛媛出身の塩見は、広島の女子高に進学。昔から上京したいと強く願っていたと語り「親元を離れて、高校で広島に行って、もう好き放題暴れまくっていたんですけど(笑い)。その中でも東京に行きたいっていう思いが捨てきれず、津田塾に行こうって決めたんですよ」と経緯を話した。

晴れて上京の夢をかなえ、「女子大生」の肩書を引っさげた塩見は「モテたのかな。なんか話しかけてもらえたりとかは…」と大学時代を回想。自身の恋愛観について「私、めっちゃ重いんですよ。LINEもしてほしくない。こっそりLINE見たりします。結婚とかできないと思うんですよ」とポツリと告白した。

☆しおみ・きら 1998年11月6日生まれ、O型、158センチ。愛媛県松山市出身。津田塾大学数学科卒業。大学3年の頃に休学し、オーディションを経て2019年にアイドルグループ「神宿(=かみやど)」に加入。現在はソロアイドルとして活動している。趣味は数学、お酒、野球観戦。大の阪神ファン。

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