NHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇を演じている塩野瑛久が10日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に登場。俳優としての夢を語った。
番組のラスト、司会の黒柳徹子に「今後の目標はありますか?」と問われた塩野は、それまでと変わらぬ穏やかな口調で話した。
「僕やっぱり、俳優として何か認められたこと、みたいなもの、そういう証みたいなものをもらったことがなくてですね、賞みたいなものをもらったことがないので、そういった俳優としての賞もほしいなとは思っていますし、やっぱり、ゆくゆくはアカデミー賞だったりとか、そういったものを目指してやっていきたいと思います」
途中、「アカデミー賞?」と口をはさんだ黒柳は「アメリカの? 日本の?」と重ねて問うと、塩野は笑顔で「日本の。とりあえずは日本の」と含みを持たせた。
「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞の受賞歴がある塩野。俳優でも進境著しく、「光る君へ」のほか、9日深夜に配信ドラマ「REAL 恋愛殺人捜査班」がフジテレビ系で地上波放送開始、11日には「無能の鷹」(テレビ朝日系)がスタートする。
大河ドラマでは一条天皇役で見せる凛々しい姿が評判。黒柳も「あの役を拝見した時は、こんな綺麗な顔があるのかなと思ったぐらい、本当、驚きました」と明かし、塩野は頭を下げて感謝の意を示した。
視聴者からもX(旧ツイッター)で「普段から帝っぽい」「これはお美しい」「穏やかな微笑みがもう帝」と〝洋服の一条天皇〟の美しさにうっとりしたような、感嘆の投稿が相次いだ。