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大谷翔平の〝相棒〟T・ヘルナンデス放出も…ドジャースが「複数年契約」に難色の可能性

東スポWEB 2024年10月10日 17時20分

ドジャースが土俵際で踏みとどまり、悲願のワールドシリーズ制覇へ望みをつないだ。

9日(日本時間10日)の地区シリーズ第4戦は8―0でパドレスに完勝。敗れればリーグ優勝決定シリーズへの道を閉ざされる一戦で投打ががっちりとかみ合った。11日(同12日)の第5戦の結果に全てが委ねられるが、すでにレギュラーシーズンは終了していることもあって米メディアでは去就にまつわる話題も上っている。

そのうちの一人がテオスカー・ヘルナンデス内野手(31)だ。昨オフにマリナーズからFAとなり、2350万ドル(約35億円)の1年契約でドジャースに加入。今季は154試合に出場して打率2割7分2厘、自己最多の33本塁打、99打点の活躍で地区優勝に貢献した。この日の試合前には今オフに再びFAとなることについて問われ「今は全く考えていない」と明言を避けた。

移籍情報に詳しい米サイト「MLBトレードルーマーズ」は「彼とドジャース(および彼の代理人)は延長交渉を行っていない」とした上で「昨シーズンよりも良いポジションでFAに戻るだろう。T・ヘルナンデスは来年32歳になるのでおそらく3年か長くても4年が限度だろう」と予測した。

もちろん、ドジャースにとっては不可欠な存在であることは間違いない。同メディアも「T・ヘルナンデスの生産性を考えれば、ドジャースがシーズンを終えるたびにオールスターに2度出場した選手を保持するために何らかの努力をするのは当然だ」とした一方で「30代半ばまで続く複数年契約で市場価値を支払うことを渋る可能性もある」と懸念も指摘している。

T・ヘルナンデスは今月15日で32歳を迎える。同僚の大谷翔平投手(30)が本塁打を放った際に、ベンチ前でひまわりの種の〝シャワー〟をかけて祝福することでもすっかりおなじみだ。この日は「3番・左翼」で先発出場して5打数2安打をマークして勝利に貢献。1年でコンビ解消となってしまうのか…。

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