新日本プロレス１０日の埼玉・久喜大会で、メキシコ・ＣＭＬＬのミスティコが高橋ヒロム（３４）を挑発した。
世界的ルチャドールのミスティコは１４日両国国技館大会でヒロムとの一騎打ちを控えている。両者のシングル戦は過去に２回アレナ・メヒコのメインを飾っており、ミスティコの１勝１分け。この日の大会では田口隆祐とタッグを結成し、ヒロム＆ＢＵＳＨＩと対戦した。
試合は田口が辻のジーンブラスターに沈められてしまったが、直後のリング上で大きく事態が動く。握手を求めてきたヒロムに応じたミスティコだったが、これはワナで襲撃からマスクを剥がされそうになってしまう。しかし何とかこれを阻止すると、コーナーに走って伝家の宝刀ラ・ミスティカで捕獲。ヒロムをタップさせてシングルマッチに弾みをつけた。
バックステージでは「ヤツらはクレイジーだが、いいじゃないか。田口とのタッグも最高だよ。ヒロム、陽太、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを名乗ろうが構わない。ヒロム！ お前を追いかけ、そのカベジェラ（髪の毛）を刈り取ってやるぜ」と豪語。両国決戦の第１試合で実現する豪華マッチの行方はいかに――。